はむはむ家の生活

言葉そだて、親子4人の日常生活

療育センターの相談を考える時期

言葉の発達の目安になりそうです。

娘が高度難聴で、難聴児通級にずっと通っていた私にとって他人事ではない内容です。

言葉はどうしても聴力に頼ります。

 

当時、サ行の発音が気になると言って相談しましたが、

難聴の子は普通の聴力の子供より1年様子をみながら待って療育を考えると聞きました。

 

それを聞いた時、聴力障害だけど、発達障害にもなるんだなと思いました。

 

思ってしまいました。

 

その子に合わせた療育をというのもわかりますが、

頑張って年齢相当の発育をと頑張っているわけで、

もしかしたら、母親の頑張りが子供を苦しめていることにもなっているかもと思って落ち込んだ記憶があります。

 

さいわい6ヶ月からつけ始めた補聴器の使用が良かったのか、

思った以上に成長してくれ、最後まで気になっていた発音サ行も、

いつのまにか気にならなくなっていました。

 

過度な訓練をすることなく見守ってくれて、

親を励ましてくれた療育センターの先生方には、本当に感謝しかないです。

 

私たちは運良くここまで辿り着きましたが、

悩んでいる人はいっぱいいるはず。

 

この張り紙はとある保育園の入り口に貼ってありました。

これをきっかけに気になる方は相談できればいいなと思ってみていました。

 

よく聞く話が、電話して予約相談できるのが半年後だそうです。

気になるにであれば早めに連絡したほうがいいです。

確実に専門の先生に見てもらえるのは未就学児のうちなので。

 

小学校になると、福祉分野の療育ではなく、教育分野の通級指導になること。

ベテランの素晴らしい先生もいますが、いわゆる言語聴覚士の先生ではなくなります。

その辺りのセーフティネットからこぼれてしまっているお子さんもいるんじゃないかと。。

 

今、子育て支援政策がたくさん上がってきてますが、お金だけでなく、

子供の成長に早く気づけるよう、見守れるよう、

余裕のある子育てができる世の中であってほしいです。